英会話スピーキング習得に最も適した環境

英語を学習するための環境が整っていないと習得できないと考える人が多い。現実は必ずしもそうではない。
執筆:ドクター・キノシタ

自分には英語を学習するための環境が整っていないと思っている人が多い。

ネイティブスピーカーとなるべく多くの時間を費やし、願わくは英語圏に住むことが最高の環境であると考えるのは当然だが、必ずしもそうではない。アメリカやイギリスのような英語圏に何年も住み、毎日英語漬けの生活をしている人の中で、英語がうまく話せなくて悩んでいる人達が大勢いる。

実は、語学習得のための環境は各自の脳の中に存在するので、脳内環境を整えることが最重要課題となる。たとえば「ビンの中に水を入れる」時、どうすべきかを考えるとわかり易い。一番手っ取り早い方法は、水を満たした浴槽の中にビンごと入れてしまうことだ。でももしビンの蓋が閉っていたら、何時間あるいは何年漬けていても、ビンは空のままだ。ビンを「脳」水を「英語」そして浴槽を「英語圏」に置き換えた場合、全く同じことが起こり得る。ビンの蓋が開いていれば、一滴ずつしか垂れてこない水道の蛇口の下でも、やがて水で一杯にすることはできるように、英語習得に何が必要かを知っていて、それを実行すれば、理想的な環境の中にいなくても、英語を自分もものにすることが出来る。

ユーキャンスピークは英文を作りだすのに必要な175の要素を色々と異なる組み合わせで脳裏に焼き付けて行くシステムなので、意味に裏付けされた英語が脳に浸み込んで行き、良い環境の中で学ぶのと同等な、あるいはそれ以上の効果をもたらす。又ユーキャンスピークを学ぶと自然に応用力も身に付くことが実証されている。

この記事の監修・執筆者
英語スピーキング教材YouCanSpeak、英語リスニング教材YouCanListen開発者
同時両方向通訳者/ 同時通訳セミナー講師。文学博士。NHK ラジオ・TV「Dr. Kinoshitaのおもしろ英語塾」教授等、各メディアで活躍
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